ロジャー・ミッチェル監督。ベン・アフレック、サミュエル・L・ジャクソン共演。2002年。
<ストーリー>
NY。弁護士のギャビンは担当している法廷のため裁判所へと急いでいて、無理な車線変更をし接触事故を起こしてしまう。相手は同じく裁判所へ向かっていたドイル。彼はアルコール依存症で妻子と別居中だが、酒をやめ、子どものためにアパートの購入手続きを済ませて親権をめぐる裁定に向かう途中であった。遅刻しそうだったギャビンは、「5分で済むから」というドイルの示談の申し出を断り、白紙の小切手を一方的に渡してその場を立ち去る。しかし事故現場に大切なファイルを置き忘れ、それをその日中に裁判所に提出しないと詐欺罪で刑務所に入れられてしまう窮地に陥った。一方、残されたドイルはそのファイルを拾うが、裁判所には20分遅れで到着、親権は妻の元へ、子ども達は妻と一緒にオレゴンへ行ってしまうことが決定した…。
<感想>
話のきっかけはなかなか面白く、引き込まれて見ました。これ、たった1日のお話なのですね。テンポが良いので飽きずに楽しめます。私は思い切りドイルに感情移入して見ていたので、途中で何度もギャビンに「サイテー」とつぶやいてました。でも、まあお互い、かなりやり返してます。ラストは気分すっきりで、良質の2時間TVドラマという感じでした。