ニールス・アルデン・オプレヴ監督。エレン・ペイジ主演、ディエゴ・ルナ、ニーナ・ドブレフ、ジェームズ・ノートン。2017年。
<ストーリー>
ネルソン・ライトが巻き込まれた事件から28年が経過した世界。医学生のコートニー・ホームズは死後の生に並々ならぬ関心を持っており、死後世界で何が起こるのかを解明したがっていた。ホームズはジェイミーとソフィアを招いてある実験をすることにした。除細動器を使って自らの心臓を60秒間停止し、その間の脳波を観測するという実験であった。2人は万が一のことが起きたらどうするのかとホームズに言ったが、彼女は「何かあったとしても、あなた方には一切責任がないのだから心配しないで」と言うばかりであった。ソフィアはなおもホームズを止めようとしたが、ジェイミーはホームズの説得を諦めてしまった。心停止から60秒後、2人はホームズが蘇生しないのを見てパニックに陥ったが、駆けつけたレイの協力で何とかホームズを蘇生させることができた。
実験後、ホームズは過去の記憶の幾つかを鮮明に思い出せるようになった。時が経つにつれて、ホームズの知的能力は異常なまでの向上を見せた。学業の成績が伸びたりピアノが突然弾けるようになったりするなど良いことだらけであった。そんなホームズに嫉妬したジェイミーは、自ら実験の被験者になることを申し出た。ジェイミーは臨死体験中に元カノに遭遇するという極めて不愉快な体験をした。やがて、ホームズとジェイミーは幻覚を見るようになったが、その事実を他人に打ち明けようとはしなかった。被験者を希望する人たちは増える一方で、ソフィアすらも参加するほどだった。被験者たちにはホームズのような知的能力の向上が見られた。
しかし、そんな被験者たちもやがて幻覚に苦しめられることとなった。ホームズは交通事故でなくなった妹のテッサの幻覚を見ていた。その事故の原因はホームズの不注意運転であったこともあって、ホームズは自責の念に駆られた。ジェイミーは元カノが妊娠していた赤ん坊の幻覚を見ていた。ジェイミーは元カノから妊娠を打ち明けられたとき、中絶を懇願したのだった。マーロはサイラスという名前の男性の幻覚を見ていた。サイラスはマーロの医療ミスが原因で命を落とした人物であった。ソフィアはイリーナという名前の女性の幻覚を見ていた。かつて、ソフィアはイリーナと卒業生総代の座を争っていた。何としてでも総代になりたかったソフィアは、イリーナの携帯をハッキングしてそこに保存されていた彼女の全裸画像をネット上に流したのであった。
ただ一人実験に参加しなかったレイは何が起こっているのか把握できずにいた。しかし、実験が原因だという確信はあったので、レイは実験の即時中止を訴えた。しかし、時すでに遅く、幻覚は日に日に強烈なものとなっていった。 (Wikipediaより転載)
<感想>
リメイクだったのですね、オリジナルは観ていません。
コートニーの超人さは理解できましたが、他の3人はどこまで凄くなったのか、よく分かりませんでした。幻覚を見て追い詰められていく描写は良かったです。しかし謝って許してもらえば終わりというのが…更なる罪悪感の素とか、逆にあそこまで酷いことをしてない人はどうなるんでしょう?アイデアは面白いと思いましたが、ちょっと納得いきませんでした。ソフィアは最悪。これって誰が許せないかで心理テストが出来そうですね。