ファーザー  THE FATHER

フローリアン・ゼレール監督。アンソニー・ホプキンス主演、オリヴィア・コールマン、マーク・ゲイティス。アカデミー主演男優賞、脚色賞受賞。2021年。

“ファーザー”

<ストーリー>
アンは80歳になった父親、アンソニーに認知症の兆候が見え始めたのを心配していた。アンソニーにヘルパーを付けようとしたアンだったが、気難しいアンソニーは難癖を付けてはヘルパーを追い出す始末だった。しかし、アンソニーの病状は悪化の一途を辿り、記憶が失われていくだけではなく、自らが置かれた状況すら把握できなくなっていった。困惑するばかりのアンソニーは苛立ちを募らせ、アンに当たることもあった。アンはそんな父親を懸命に支えていたが、気力と体力は消耗するばかりであった。(Wikipediaより転載)

<感想>
認知症がテーマと聞き、観たいと思っていました。観始めて直ぐに混乱が始まり、恐怖を感じながらも引き込まれました。ラスト、泣きました。歳を取るとやはり子供に戻るんですね。誰もがいつか行く道です。アカデミー主演男優賞受賞が納得のホプキンスの演技でした。こういうのが観れるから、映画は面白い。