リチャード・アイオアディ監督。ジェシー・アイゼンバーグ主演、ミア・ワシコウスカ。2013年。
<ストーリー>
内気で要領が悪く、存在感の薄い男サイモン。会社の上司にも同僚にもバカにされ、サエない毎日を送っている。コピー係のハナに恋をしているが、まともに話しかけることもできない。そんなある日、期待の新人ジェームズが入社してくる。驚くべきことに彼は、サイモンと全く同じ容姿を持つ男だった。何一つサエないサイモンに対し、要領がよくモテ男のジェームズ。容姿は同じでも性格は正反対の2人。サイモンは次第にジェームズのペースに翻弄され、やがて思いもよらぬ事態へと飲み込まれていく。(amazonより転載)
<感想>
ガラガラの電車なのに、自分の席だからどけ、と言われるところから始まり、近未来なのか過去なのか分からない時代設定、何をやっているのか分からない職場、同僚はお年寄りばかり?と何とも不思議な世界。恋するハナは向かいの部屋で、サイモンは毎晩、覗きをしているという。うーむ。もう一人の自分が出てくるまでの方が面白かった気がしました。そこからは、まあ、思ったような展開で、ラストは、うーん、いまいち納得できず。ちょっと飽きちゃったかな。彼の悪夢の世界を楽しむという意味では、面白かったです。