リドリー・スコット監督。レオナルド・ディカプリオ主演、ラッセル・クロウ。2008年。
<ストーリー>
CIAの工作員、ロジャー・フェリスはヨルダンを拠点に地球規模で起こる爆破テロのリーダー、アル・サリームを捕まえるべく、現場で命をはって働いている。フェリスの上司であるベテラン局員、エド・ホフマンは平和な自宅で子どもの世話をしながら、電話1本でフェリスに命令をする冷徹な男。2人は意見を相違しながらも、テロのリーダーを罠にかけるため、熾烈な頭脳戦で賭けに出る…。
<感想>
こういう映画は苦手なんだよなあ、と思いつつ、2大俳優共演&スコット監督ということで観てみました。思った通り、ハードな映画でした。拷問シーンはひえ〜!ですし、男の世界ですし。レオは良い役者さんになりましたねえ。でも今回私的にヒットだったのは、マーク・ストロング演じるハニ・サラームです。ホフマンよりもずっと頭が良くて冷徹、そして約束を守る、うーん、カッコイイ。気軽に観れる映画ではありませんが、出来は良いと思います。中東の雰囲気もすごくよく出ていて、自分までそこにいるような息苦しさも感じました。