ターセム・シン監督。ジェニファー・ロペス主演、ヴィンス・ヴォーン、ヴィンセント・ドノフリオ。2000年。
<ストーリー>
カールは女性をさらっては、自作の「The cell」というガラス張りの部屋に閉じこめ、最後には水を流し入れて溺れさせて殺してしまう連続殺人者。FBIはようやくカールをつきとめ踏み込むが、何と彼は発作を起こして昏睡状態に陥っていた。早く女性が閉じこめられている場所を探さないと、最後にさらわれた女性が死んでしまう。そこでFBIは、脳波から深層心理の世界に入り込む実験を行っている研究所に依頼、精神科医のキャサリンは連続殺人者の頭の中へと入っていき…。
<感想>
何しろ連続殺人者の頭の中、映像がすごいです。グロテスク、残酷なシーンもいっぱい。でも同時に何故彼が連続殺人を行うようになってしまったのかも描かれ、主人公の精神科医が少年時代の彼を救おうとするシーンに涙です。映像の斬新もさることながら、ストーリーもわりとしっかりしていて、私は好きです。