THE GUEST　　ザ・ゲスト

アダム・ウィンガード監督。ダン・スティーヴンス主演、マイカ・モンロー、ブレンダン・マイヤー。2014年。

＜ストーリー＞
イラク戦争で長男ケイレブを亡くしたピーターソン一家。ハロウィン間近のある日、突然チャイムが鳴る。男はデイヴィッドと名乗り、ケイレブの戦友で彼の最後の言葉を伝えにきたと話す。思わぬ訪問だったがピーターソン一家はデイヴィッドを息子のように快く家に招き入れた。彼は失意の母親をなぐさめ、父親の仕事を手助けし、同級生からのいじめを受けている弟ルークには身を守る術を教える。謙虚で律儀、礼儀正しく容姿端麗なデイヴィッドは瞬く間に大切な“ゲスト=客人”として一家に溶け込んでいった。しかし、時に過激なデイヴィッドの解決方法に娘のアナが疑問を持ち始める。さらにデイヴィッドが現れてからというもの、周囲で不可解な事件が多発している。彼の過去を調べ始めたアナはとある“組織”にたどりつくも、時すでに遅く、謎の特殊部隊が出動。激しい銃撃戦が繰り広げられ、街は一気に戦場と化す。彼は何者で、本当の目的は何なのか。（amazonより転載）

＜感想＞
評判の良い監督と聞き、観てみました。この映画は『ハロウィン』と『ターミネーター』を合わせたような脚本とのこと、観終わって、なるほどなと思いました。デイヴィッドがとにかくカッコイイです。礼儀正しくて、弁が立ち、ハンサムなうえ、銃器の扱いにも慣れていて、喧嘩にも強い。若い子ならコロッといってしまいそうです。（実際、いってましたね。）簡単に人を殺しちゃうんですが、それすらもカッコよく見えてしまう。彼なりの正義があるように見えてしまう。でもこんな人が側にいたら、たまったものじゃないですが。ラストの台詞も格好よかったですね〜。残念だったのは、特殊部隊のリーダーでしょうか。強いのかと思ったら、あまりに呆気なく、メインはアナでした。 デイヴィッドに比べると、アナの魅力はいまいちですが、とにかく デイヴィッドを観る映画ということで。