ザ・ボーイ~人形少年の館~  THE BOY

ウィリアム・ブレント・ベル監督。ローレン・コーハン主演、ルパート・エヴァンス。2016年。

ザ・ボーイ~人形少年の館~(字幕版)

<ストーリー>
過去との決別のために新天地に来たグレタは、老夫婦と暮らす8歳の男の子のベビーシッターのアルバイトとしての仕事に就いた。しかしその少年は人間サイズの人形だった…。冗談かと思い笑うグレタを前に、老夫婦はその人形を「ブラームス」と呼び人間として溺愛しグレタを驚愕させる。 さらにその人形を世話するときの「必ず守らなくてはいけない」10のルールを知らされグレタは衝撃を受ける。やがて老夫婦が旅行に出かけ不在になった屋敷でグレタがルールを無視し始めた時から人形に奇妙な現象がおき始める。それは想像を絶する惨劇の始まりだった。一体人形に何が起こりはじめたのか?(amazonより転載)

<感想>
どんでん返しが面白いと聞き、観てみました。最初は純粋ホラーチック。人形を息子と信じている老夫婦が怖い…家も広すぎて怖い。人形自体は、そんなに怖くない?と思っていたら、老夫婦は旅行で独りきり?えー、怖い、怖いって!急に人形も気持ち悪く感じてきました。しかし老父婦がいなくなった途端、人形に対する扱いが酷いグレタ。せめてベッドに寝かせるくらいしてあげれば良いのに〜。なんか態度悪すぎー、と思ってしまいました。なので、ちょっと怖い目にあってもいい気味くらいの気持ち。しかし心を入れ替え、老夫婦の意外な決断を見てから、お話は予想外な方向へ…、来ました、どんでん返しです。
(以下、ネタバレ含みます)
大きいのいたー!8歳の子が女の子を殺したのを隠蔽するため、両親はずっと隠していたってことですね。そしてグレタに押し付けて、自分たちは旅立ったと。食事は足りていたのか?など謎は多いですが、まあ、良いでしょう。それなりに驚けたので。でも、いうことは聞いていたようだし、どういう精神状態なのか、よく分かりませんが、なんか可哀想だな〜感が強かったです。この後、どうするんだろう…。うん、判断を間違えた親が悪いな。