水田伸生監督。多部未華子主演、倍賞美津子、要潤、志賀廣太郎。韓国映画『怪しい彼女』リメイク。2016年。
<ストーリー>
下町の商店街を鼻歌まじりに闊歩する瀬山カツは、お年寄り仲間からも煙たがられる毒舌おばあちゃん。キャリアウーマンの娘・幸恵や、自称・バンドマンの孫・翼の自慢話を繰り返すカツに、みんな内心うんざり。自慢の娘・幸恵との仲も最近はぎくしゃく。女手一つで娘を育て、何かと恩着せがましい物言いをするカツに、ある日とうとう幸恵が爆発。喧嘩となり、思わずカツは家を飛び出してしまう。
カツが夜道を歩いていると、見たこともない小さな写真館を発見。そこで見たのは、大好きなオードリー・ヘップバーンの写真。何かに吸い寄せられるように写真館に入っていくカツ。「私がこのカメラでお姫様にしてあげますよ」そう微笑んで、店主はシャッターを切った…。写真館を出たカツはバイクのミラーに映る自分を見て驚愕する…。そこには20歳に若返った自分の姿があった。(amazonより転載)
<感想>
リメイクとは知りませんでした。韓国版は観ていません。冒頭、カツばあちゃんって大阪にいそうな感じと思ったら、東京下町…うーん、私の地元?若返ったカツは可愛かったのですが、そこまで歌、上手いかな〜?まあファンタジーなので、トントン拍子に話は進んで、恋もあってちょっと切なくなって、クライマックス。カツの選択は当たり前だし、親子の会話もちょっと涙モノでしたが、孫が危ない時にノンビリしすぎてない?それにバンド、聞かせたい人がいるとかなんとか、あれはどうなったんでしたっけ?よく分からないまま、戻っちゃいました。病院で周りがビックリってシーンはなかったです、残念。そこそこ面白いし、切ないし、楽しめましたが、途中ちょっと飽きました。脚本?演出?機会があったら、韓国版も観てみたいです。
余談ですが、カツ役が倍賞美津子さんと最後に知りビックリ。ジロウとカツ、良いカップルだと思いました。