小林聖太郎監督。松坂桃李主演、西田敏行、miwa。さそうあきら原作の漫画『マエストロ』実写化。2015年。
<ストーリー>
若きヴァイオリニスト香坂のもとに、解散した名門オーケストラ再結成の話が舞い込む。だが、練習場は廃工場、集まったメンバーは再就職先も決まらない「負け組」楽団員たちと、アマチュアフルート奏者のあまね。
久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えないもので、不安が広がる。そこに現れた謎の指揮者、天道。再結成を企画した張本人だが、経歴も素性も不明、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。
自分勝手な進め方に、楽団員たちは猛反発するが、次第に天道が導く音の深さに皆、引き込まれていく。だが、香坂は名ヴァイオリニストだった父親が死んだ裏には天道が関係していた事を知り、反発を強めてしまう。
そして、迎えた復活コンサート当日、楽団員たち全員が知らなかった、天道が仕掛けた“本当”の秘密が明らかになる。(amazonより転載)
<感想>
正直、余り興味ないなーと思っていたのですが、観始めたら観ちゃいました。そして途中から観た娘も最後まで。ストーリーは特に心動かされませんでしたが、演奏は良かったです。こういう映画ですから、オーケストラのシーンに手を抜いてはいけない。そして、そこは見応えがありました。漫画はきっともっと面白いんだろうなと思わせる映画でした。でも漫画だと実際の音はないですからね。