マルホランド・ドライブ  MULHOLLAND DRIVE

デイヴィッド・リンチ監督。ナオミ・ワッツ、ローラ・エレナ・ハリング共演。2001年。

マルホランド・ドライブ 4Kリストア版 [Blu-ray]

<ストーリー>
ハリウッド。真夜中にマルホランド・ドライブで衝突事故が起こる。車から出てきたブルネットの女は、傷を負ってよろめきながらハリウッドの街へ降りていき、高級アパートに住む有名女優ルースが出かけるのを見て、隙を見て彼女の部屋へもぐりこむ。一方、希望に目を輝かせたブロンドのベティは、女優を夢見て、叔母のルースを頼りにオンタリオからやって来た。ルースは彼女のためにオーディションを手配し、留守中のアパートを貸してくれたのだ。ベティが部屋を見て回っていると、シャワー室にブルネットの女の姿が。女はリタという名前だと答えた。ベティは叔母の友達だと思い込んでいたが、叔母との電話で見知らぬ他人だと知る。問いつめると、リタは何も思い出せないと泣きじゃくり始めた。手がかりを求めて開けたリタのバッグには、大金と不思議な形の青い鍵が入っていた…。

<感想>
リンチワールド炸裂です。何だ、何だ?と途中から頭の中は「?」でいっぱい。前半と後半に分かれていて、同じ女優さんが違う名前で似たような世界で違う人生を送っています。最初に思ったのは、前半はどちらかの想像の世界ではないかということ。その後、あちこちのサイトを読みまくり、前半はダイアンが見た夢、後半が現実というのが正しいのではないかと思いました。悲しいほどのラブ・ストーリー。それにしても2人とも魅力的!かなりお気に入りの映画です。