ダグ・リーマン監督。マット・デイモン主演、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー。2002年。
<ストーリー>
嵐の中を航海するイタリアの漁船が海に浮かぶ死体を引き上げた。背中には2発の銃弾、皮膚にはスイスの銀行口座を示すカプセルが埋め込まれている。その3つを摘出したところ、死んだと思っていた彼は生きていて、しかし全ての記憶を失っていた。下船後、示されたその銀行に行くと、そこには自分のパスポートがあり、自分はアメリカ人で名はジェイソン・ボーンだと知る。しかし同時に複数のパスポート、各国の大量の現金、そして拳銃を発見する。自分は何者なのかと愕然とするジェイソン。助けを求めて米国領事館に行くと、周りの雰囲気がおかしい。警備員を叩きのめし、外へ逃れたジェイソンは…。
<感想>
CIAサスペンスアクション。記憶を無くした特殊エージェントというと、『ロング・キス・グッドナイト』を思い出しますが、主人公がどんな困難にも打ち勝つ強さがあるという話は、やはり観ていて安心できるし、面白いです。全編ヨーロッパロケ?で、風景の美しさにも感動しました。ラストは甘いかなあ〜、でも楽しめる映画です。