松本淳、カサヰケンイチ監督。声、宮沢氷魚、橋本愛、蒔田彩珠。乙野四方字原作の同名小説の映画化。2022年。
<ストーリー>
パラレルワールドの存在が明確となり、そのための学問、虚質科学がある世界で、主人公の暦は7歳のときに大きな選択をすることとなった。それは両親が離婚することとなり、どちらと共に行くかという選択だった。この選択で彼の運命は大きく変わることとなる。
君を愛したひとりの僕へ 『君愛』
父親に引き取られた日高暦は父親が勤めている「虚質科学研究所」の託児施設で、佐藤栞に出会う。初対面でトラブルこそあったが、同年代かつ似ている家庭環境もあり、すぐに仲良くなり、いつも一緒にいるのが当たり前になっていた。ある日、父から研究所に呼び出され、栞と共に暦の父と栞の母から再婚の話を聞く。
僕が愛したすべての君へ 『僕愛』
母親に引き取られた高崎暦は母の実家で祖父母とその愛犬のユノと暮らす。やがて高校生になった暦はクラスメイトの瀧川和音から声をかけられる。彼女の父親も暦の父親と同じく虚質科学研究所に勤めているらしく、彼女は腕につけているまだ実用化されていないIP端末とその数字を見せつつ、彼女は異なる並行世界から来たことを語りだした。(Wikipediaより転載)
<感想>
並行世界が研究される世界。 僕愛から先に観て、面白い設定!と惹かれ、ラストに「?」となりました。 その「?」が君愛を観ながら、そういうことだったのかと納得、うるうるしました。
色々考えさせられる、こういうお話は大好きです。