ドーン・オブ・ザ・デッド  DAWN OF THE DEAD

ザック・スナイダー監督。サラ・ポーリー主演、ヴィング・レイムス、メキ・ファイファー。ジョージ・A・ロメロ監督の同名原題映画リメイク作品。2004年。

ドーン・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット プレミアム・エディション [DVD]

<ストーリー>
アナは普通の看護師。夫のルイスとは普通に結婚し、普通に病院に勤務する、正に平穏を絵に描いたような生活を送る女性であった。
ある日アナが目覚めると、近所に住む少女のヴィヴィアンが顔に重傷を負った姿で、寝室の前に立っていた。ルイスは慌てて駆け寄るが、次の瞬間ヴィヴィアンは彼の首筋に噛み付き、そのまま食い千切る。凄まじい血飛沫と共に死亡するルイスの姿を目の当たりにしたアナは必死に救助を呼ぶが、電話は混線して繋がらない。その傍では、死んだはずのルイスが起き上がり、驚くアナに牙を剥いて襲い掛かる。アナは間一髪で家から脱出するが、家から出た彼女が見たものは、見慣れた家屋が炎に包まれ、人が人を襲うという混沌の世界であった。アナは止めてあった車に乗り込むと急いでエンジンを吹かし、アクセルを踏み込む。
なおも恐ろしい形相で四肢を振り上げながら追い駆けてくるルイスを何とか振り切ったアナは、当ても無く車を走らせ続けるが、彼女はまだ知らなかった。人間を感染者に変貌させる謎のウイルスが蔓延したことも、それによって急速に感染者が増え続けていることも。(Wikipediaより転載)

<感想>
ロメロ作品は既に観ています。こちらも冒頭から引き込まれる演出で面白いと思いました。そして舞台は、同じくショッピングモールへ。ロメロ作品と違い、ある種のメッセージ性はなく、娯楽に徹しているという印象でした。一番違うのは、ゾンビが走るところかな。サバイバル感が増しています。途中、ちょっとダレて飽きましたが、最後で盛り返し、ラストは、ああ、なるほど〜、と。人間ドラマもあって、まあ、ゾンビ映画としてはオススメなんじゃないかと思います。