三池崇史監督。柴咲コウ主演、堤真一、吹石一恵、石橋蓮司、永田杏奈。2003年。
<ストーリー>
女子大生・中村由美の友人でもある岡崎陽子や河合ケンジが、謎の死の予告電話によって次々と不可解な死亡を遂げていく。その死の予告電話の内容は、なぜか未来からの発信時刻で来ており、死ぬ瞬間の声や映像、画像が送られてきてその未来の時刻に差し掛かったとき、その通りに死んでしまうのである。
新たに死の予告電話を受けた小学校からの幼馴染みの友人・小西なつみを救うため、由美は謎の男・山下弘の協力を得て事件の真相を追うが、彼女も今までと同様に予告通り、テレビの生放送中に悲惨な死を遂げてしまう。そしてその直後、遂に由美自身が「死の予告電話」を受けてしまう。
山下は取り乱す由美を励ましつつ彼女を救うために、事件の真相を懸命に追い続けた。その結果、呪いの元凶は水沼マリエという女性ではないかとの疑いが強くなっていった。彼女は娘二人を何度も病院に運び看病することで、良い母親を演じることに快感を得る代理ミュンヒハウゼン症候群という精神病を患っていたのではないかということから、この疑いが浮上した。
果たして本当に、そのマリエという女性が今回の一連の事件を起こし、今でも殺戮を繰り返している殺人鬼なのだろうか? 一方、由美も独自の調査を続け、移転前の旧加賀美病院がある事を新加賀美病院から聞き出す。そして、ついにその呪いの元凶があるとされる旧加賀美病院を見つけた二人は、その真相を確かめるため、漆黒の闇に包まれた廃病院へと乗り込んでいく…。(Wikipediaより転載)
<感想>
次々と呪われ、殺されていくこの展開は王道で、まあ、そこそこ怖いし、ゾッとするのですが、やはりこれって『リング』?二番煎じって気がしてしまいますね。でも、代理ミュンヒハウゼン症候群というのは新しく、良い題材だと思いました。やはり一番恐ろしいのは人間かな。
しかし、よく分からないのはラストです。バッドエンドは嫌いじゃないですが、あれはどういう意味でしょうか??