TOKYO!　　TOKYO!

ミシェル・ゴンドリー監督。藤谷文子主演、加瀬亮、伊藤歩による『インテリア・デザイン』、レオス・カラックス監督。ドゥニ・ラヴァン主演の『メルド』、ポン・ジュノ監督。香川照之主演、蒼井優、竹中直人の『シェイキング東京』。2008年。

＜ストーリー＞
東京を舞台にした、３監督による３作品のオムニバス映画。駆け出しの映画監督アキラと上京してきたヒロコが、徐々に自分の居場所がなくなって感じる『インテリア・デザイン』、下水道から現れる謎の怪人『メルド』、10年引きこもっている青年がピザ配達の女性に惚れて外に出ることを決意する『シェイキング東京』。

＜感想＞
１つ目、これは悪夢なのかなと思っていたら、現実だった落ちに驚きました。シュール。カルトな漫画にありそうな落ちです。でも嫌いではありませんでした。２つ目、意図は分かりましたが、これが一番つまらなかったです。フランス映画とはウマの合わない私…。３つ目、面白かったです。映画『バニラ・スカイ』を思い出させる、無人の渋谷の町に驚きました。家の中の様子や撮り方も面白く、飽きさせません。