ENEMY 　　複製された男

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。ジェイク・ギレンホール主演、メラニー・ロラン、サラ・ガドン、イザベラ・ロッセリーニ。2014年。

＜ストーリー＞
大学の歴史講師アダムは、同僚から１本のビデオを勧められ鑑賞し、その中に自分と瓜二つの俳優を発見する。興味を持ったアダムは、その俳優アンソニーについて調べ、遠くから観察し、遂に接触を試みる。そこで２人は、見た目だけでなく、生年月日も同じ、更に生まれてからできた傷までが一緒だとわかり、アダムは恐怖を感じ逃げ出した。アダムの恋人メアリー、アンソニーの妻ヘレン、４人の思惑が絡み合い…。

＜感想＞
究極の心理ミステリーとあって楽しみに観ました。冒頭から怪しい映像…これがかなりのヒントだったのですね。もう一人の自分となれば、クローン？でもSFではないから…。結果、何だかわからないまま終了。公式サイトで監督の説明を読みました。
（以下、ネタバレ含みます）
浮気をしている既婚男性を潜在意識の視点から描いた作品、とのこと。はあ、なるほど、と思い返すもすっきりせず。妻のヘレンが妊娠して、メアリーと浮気、でも指輪の跡に気付かれて別れた、ということでしょうか。アダムは実在しないのかな、それともアンソニーの方が？うーん？？？心理描写となると、なんでも有りだったりしますけどね。女性たちの体は美しかったですが、私的にはイマイチの映画でした。