森義隆監督。小栗旬主演、岡田将生、麻生久美子。小山宙哉原作同名漫画の映画化。2012年。
＜ストーリー＞
子どもの頃、一緒にUFOを見てから、宇宙飛行士になることを誓い合った兄弟、六太と日々人。大人になった2025年、弟の日々人は夢を叶え、NASAで月に行くための準備中。一方、兄の六太は、弟を莫迦にされたことで上司を殴り、会社を解雇されていた。上司の差し金で転職も上手くいかず、意気消沈していた六太のところに、JAXAから宇宙飛行士選抜書類審査通過の通知が届く。一緒に宇宙へ行きたい日々人がこっそり応募していたのだ。諦めていた宇宙飛行士への夢へと歩むため、六太は難しい試験に挑むことを決意する…。
＜感想＞
原作未読でしたが、映画を観るにあたり１巻だけ読みました。面白かったです。２人の俳優さんは、ムッタとヒビトのイメージにかなり近かったのではないでしょうか。前半は原作とここが同じ、ここが違うと楽しんで観ました。かなり端折られていましたが、それは仕方ないのかと。途中からは原作を知らないので、興味津々、特に閉鎖空間での試験内容は、どういった展開になるのかとワクワクして観ました。そして起きた日々人の事故、最後は大感動が…と思ったら、？？？という早送りのまとめで終わり。えーっ、何ですか、これは。続編作る気は無いと言う潔さ？驚きました。原作ファンはガッカリだったかな。とはいえ、NASAやJAXAからの協力、有名宇宙飛行士の特別出演と、観るべき点も多い映画です。
