運命のボタン  THE BOX

リチャード・ケリー監督。キャメロン・ディアス主演、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラ。リチャード・マシスン原作の短編小説の映画化。2009年。

運命のボタン [DVD]

<ストーリー>
1976年、ヴァージニア州の郊外。ある早朝、ノーマとアーサー・ルイス夫妻の元に、謎の荷物が届けられた。開けて見ると、赤いボタンのついた装置。その夕方、ノーマの元を訪れたスチュワートと名乗る謎の人物がこんな提案をする。「このボタンを押せば、100万ドルをさしあげます。ただしあなたの知らない誰かが死にます。」2人は道徳的ジレンマに悩むも、生活が苦しいこともあり、ボタンを押してしまう。そして約束通り、スチュワートは現金100万ドルの入ったアタッシュケースと装置を取り替えにやってきたのだが…。

<感想>
トワイライトゾーンのような、不条理ながらもゾクッとする話を期待していたのですが、意外に早くボタンが押され、その後はぐたぐた。SFなのか、オカルトなのか…別に無理に解説せずに、心理サスペンスだけで良かったのに。ここまで大がかりにやることなのか、ともう疑問符だらけ。原作は短編ということなので、おそらくこんな話にはなっていないのではと思いました。
…『ドニー・ダーコ』の監督さんでしたか、なるほど。