キンバリー・ピアース監督。クロエ・グレース・モレッツ主演、ジュリアン・ムーア、ジュディ・グリア。2013年。
<ストーリー>
アメリカ、メイン州に母親と住む高校生のキャリーは、いつもオドオドしていて学校で虐められていた。ある日、体育の後にシャワーを浴びていると、初潮が始まり、それを知らなかったキャリーは出血に怯えてパニック。クラスメイトはそれをからかい、級友クリスはスマホで撮影してネットに流すまでした。しかしクリスと人気を二分するスーの方は罪悪感を覚え、彼氏トミーに、プラムでキャリーを誘うように頼みこむ。一方、狂信的な母親に折檻されたキャリーは、念動能力を遂に開花させ…。
<感想>
スティーヴン・キングの作品を再映画化。ブライアン・デ・パルマとシシー・スペイセクの前作が素晴らしかったので、正直どうかなと思いましたが、やはり前作の方が良かったと思いました。ジュリアンは良かったと思いますが、モレッツちゃんが可愛すぎて、キャリーに見えないんです。確かに怯えた様子など頑張っていたと思いましたが、ドレスアップした時とか、普通に可愛すぎ、しかもお腹の辺りがむっちりしてる。スペイセクは、虐められるのも仕方ないかという風でしたが、モレッツちゃんだと虐める理由は嫉妬になりそうです。Youtubeを使って現代風にしたり、スケールも大きくて見応えはありましたが、前作のような切なくなる気持ちが全くわかず、ホラーというより、仕返しが成功して清々した!という気持ちでした。