志水淳児監督。声、田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹。2008年。大人気漫画のアニメ映画第9弾。日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作品。
<ストーリー>
フランキーを仲間に迎え、サウザンドサニー号で旅を続ける麦わらの一味だったが、ナミが高熱で倒れ、急ぎ医者のいる島を探すこととなる。着いたのは冬島のドラム島。この国の唯一の医者、ドクターくれはのいるドラム城へ、ルフィはナミを抱え、サンジと雪山を登り始める。しかしそこに国外逃亡していたワポルが兄のムッシュールを連れて戻ってきて、雪崩を起こし…。
<感想>
2時間ほどのお話ですが、エニエス・ロビーまで終わっているのに、船医がいないという原作と違うパラレルワールド。ビビの役をロビンが代わりにするのは想定内でしたが、ギア2、ギア3と出てきて、そっかー、エニエス・ロビーの後だもんね〜、と納得する、不思議な楽しみ方ができました。ログが書き換わるから急がないとなど、展開にちゃんと理由付けがされていて、ストーリーに違和感は感じませんでした。ただ、チョッパーの回想シーンはほぼTV版と同じ(多分?)で気になりませんでしたが、それ以外の麦わらの一味の作画が違和感有り有りで、ちょっと受け付けませんでした。キャラが可愛くないです…。あと、泣く、泣く、と聞いていましたが、たくさんは泣けませんでした。