ペドロ・アルモドバル監督。アントニオ・バンデラス主演、エレナ・アナヤ、マリサ・パレデス。2011年。
<ストーリー>
最愛の妻を大火傷という非業の死で亡くして以来、天才形成外科医ロベルは、完璧な人口皮膚の研究に没頭していた。あらゆるモラルを失ったロベルは、ある人物を監禁し、開発中の人工皮膚を全身に移植して、亡き妻そっくりに作り替えようとしていた。ベラと名付けられた彼女はいったい何者で、何故ロベルに監禁されることとなったのか。ベラの世話役のマリリアの息子、セカが虎のコスチュームで入り込み、モニターのベラを見付けたことから、事態は思いも寄らぬこととなる…。
<感想>
猟奇的なお話だなあと思っていましたが、後半からは怒濤の展開で、本当に思ってもいない結末でした。まさか、まさか、ですよ。ベラ役の女優さんが綺麗で、惚れ惚れします。セカが発情したのも納得ですね。それにしても、悲しく、救いのないお話でした。好きなお話ではありませんが、映画としてはよく出来ていると思います。
(以下、ネタバレ含みます)
父親としての心情はよ〜く分かります。でも、やはり変!