ジョー・ジョンストン監督。クリス・エヴァンス主演、ヘイレイ・アトウェル、ヒューゴ・ウィーヴィング、トミー・リー・ジョーンズ。2011年。
<ストーリー>
1942年、第二次大戦下のアメリカ。強い愛国心を持つスティーブ・ロジャースは兵士を志望するが、貧相な肉体から何度挑戦しても検査に合格できない。しかし戦地に向かう親友のバッキー・バーンズと訪れた展覧会で、スティーブはエイブラハム・アースキン博士に拾われ、合格を貰うことができた。訓練中でもみそっかすなスティーブだったが、その正義感と勇気を買われ、スーパーソルジャー計画の被験者となる。実験は成功し、スティーブの身長は伸び、別人のような身体に生まれ変わった。そしてキャプテン・アメリカとして軍のマスコットとなり、国中の戦意昂揚に貢献することになる。一方、ナチスの将校、ヨハン・シュミットは、コズミック・キューブを奪い、新兵器の開発をしていた。ヨハン率いるヒドラ党がバッキーの部隊を襲撃したと知ったスティーブは、女将校ペギーとハワード・スタークの助けを借り、単身で助けに向かう。ヨハンはスティーブと同じくスーパーソルジャーであり、世界侵略を狙うレッド・スカルだった…。
<感想>
アベンジャーズが気に入ったので、まだ観ていなかった関連映画、キャプテン・アメリカも観ることにしました。ああ、ここに繋がるのか、伏線がここに!とあちこちで思い、先にこちらを観ておけば良かったと思いました。舞台が第二次大戦時ということで、SFと時代物が混在する形となりましたが、よく出来ていたと思います。キャプテン・アメリカのちょっとださいコスチュームも納得です。スティーブの心情を丁寧に描き、激しい見せ場もしっかり、ちょっと切ない恋のエピソードも入って、アベンジャーズのためのキャプテン・アメリカ紹介映画としては大成功だったと思います。私はなかなか面白いと思いました。好きです。そうそう、スティーブの変身前と変身後、同じ人物とは思えないCG技術で驚きました。