スタンリー・キューブリック監督。マルコム・マクドウェル、パトリック・マギー。1971年。
<ストーリー>
近未来のイギリス。15歳のアレックスは夜になると街に繰り出し、仲間と暴力やレイプを繰り返していた。ある時は郊外の作家アレクサンダーの家に入り込み、主人の前で奥さんを陵辱した。しかしついに彼は刑務所に入れられる。政府は凶悪な犯罪者の人格を改造するルドビコ式心療法なる洗脳をアレックスに施し、暴力やセックスに吐き気がする体にされ、外へ出された…。
<感想>
最初に原作を読んでいたのですが、映画はさらに強烈でした。犯罪を起こさせないように治療するのは、罪ではないのか。アレックスの人格は何なのか。考えさせられます。