リチャード・ケリー監督。ジェイク・ギレンホール主演、ジェナ・マローン、ドリュー・バリモア、パトリック・スウェイジ。2001年。
<ストーリー>
1988年、アメリカ・マサチューセッツ州ミドルセックス。高校生のドニー・ダーコは、両親と姉、妹と住んでいる。10月2日の夜、自分を呼ぶ声に導かれ家の外に出ると、銀色のウサギが待っていた。ウサギは、あと28日6時間42分12秒で世界の終わりが来ると言う。翌朝、ゴルフ場で目を覚ましたドニーの腕には、「28.06.42.12」の文字が書かれていた。家に帰ると、ジェット機のエンジンがドニーの部屋に落下していて大騒ぎ。ドニーは九死に一生を得たのだ。学校に行くと、グレッチェンという綺麗な女の子が転校してきて、ドニーの隣に座った。フランクと名乗るウサギはその後もドニーの前に現れ、学校の水道管を破壊させたり、放火をさせる。そしてその度にドニーのまわりの事情が変化し…。
<感想>
一度では理解できない複雑な筋立てにより、リバースムービーと呼ばれた作品。
この手のお話は大好きなので、楽しみに観ました。タイムトラベル、大好きです。ホラーっぽくもあり、青春映画でもあり…最後になるほどねえ、と思い、もう一度最初から早回しでチェック。リバースムービー、成功です。理解出来るかとかなり構えて観ましたが、そんなに難解では無かったと思います。『バタフライ・エフェクト』のテイストに近いでしょうか。所々で80sの曲がかなり長く使われていて、それだけでニンマリしてしまいました。