ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える  THE HANGOVER PART II

トッド・フィリップス監督。ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィナーキス、ケン・チョン。2011年。

ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える (字幕版)

<ストーリー>
歯科医のスチュが結婚することになった。相手はローレン、結婚式は花嫁の両親がいるタイだ。絶対に無事に成功させたいスチュは、悪友仲間のフィル、ダグ夫妻は良いとして、ダグの義弟アランを呼ぶことだけは避けたかった。ダグのバチェラーパーティをメチャクチャにした張本人だからだ。しかし招待されないことで傷ついているアランに、スチュは渋々招待を決める。そしてタイ。ローレンの弟であるテディを加え、ビーチで火を囲み、1本だけの約束でビールで乾杯!ところがフィルが次に目を開けると、知らない部屋、アランは坊主頭、スチュの顔には刺青、テディは見あたらず、代わりに1本の指、そして1匹の猿がいた。いったい、何が起こったのか?

<感想>
前作と同じ構成のコメディです。今回はスチュの結婚式。あれ、スチュって前作の美人売春婦とは別れちゃったんですね。何か良さそうな雰囲気だったのに。舞台がタイということで、タイならではのエピソード多々。なかなかバチェラーパーティの次の日の朝にならないし、アランの態度にはむかつくし、観るのが嫌になりかけましたが、皆で目覚めてからは引き込まれました。徐々に明らかになるのが面白いです。かなり下品…ぼかしも無い…でしたけど。アランも腹立ちながらも仲間と思えるようになりました。次作はアランの結婚式ですかね。ところで指を亡くしたテディ、笑ってましたが、あれって笑えないんですが。髪や刺青はまだしも、体が欠けるのは…この点だけがとっても気になりました。キャラも良いし、面白いですが、万人にウケる映画ではないと思います。