アリス・イン・ワンダーランド  ALICE IN WONDERLAND

ティム・バートン監督。ミア・ワシコウスカ主演、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ、クリスピン・グローヴァー。2010年。

アリス・イン・ワンダーランド [DVD]

<ストーリー>
19歳となったアリス・キングスレーは、好きでもない男友達、ヘイミッシュから皆の前でプロポーズをされた。返事に困り、その場を逃げ出したアリスは、白うさぎを追いかけ、穴の中に落ちてしまう。辿り着いたのは、アンダーランドと呼ばれる不思議な国。独裁者、赤の女王の恐怖政治に苦しむ住民は、救世主であるアリスの再来を待ちわびていた。奇妙な住人達は幼い頃にここを訪れたアリスを知っていると言うが、アリスは覚えていない。救世主により王座奪回を待ちわびる白の女王、そして赤の女王への復讐を誓うマッドハッター達のため、アリスは…。

<感想>
その後の話とは知らずに観ました。アリスの自分探しの物語になっています。映像はとても美しいのですが、お話的にはまあ普通。クライマックスの一騎打ちでは、何だか別の映画を観ているような…。これってアリス?ちょっとイメージが違います。
でも見所はいっぱいあります。頭の大きくて面白すぎる赤の女王、優しいけどちょっと見た目が怖いマッドハッター、動きが危ない白の女王、動きが滑らかなチェシャ猫、その他キャラクターも良かったです。アリスが一番つまなかったかな、人間だから仕方ないか。美術デザインだけでも観る価値があると思いました。個人的には白の女王が気に入ってます。
ちょっとだけ出ていた6歳のアリスが可愛かった。やっぱりこっちの方が好きかな。