ハラルド・ズワルト監督。ジェイデン・スミス主演、ジャッキー・チェン、タラジ・P・ヘンソン。2010年。
<ストーリー>
父を亡くし、母親と2人、デトロイトから北京に引っ越してきた12歳の少年ドレ。全く環境の違う場所で、初日からメイという女の子にアプローチするが、それを快く思わなかったチョンに叩きのめされる。それ以降、チョン達に学校でイジメにあったドレは、ある日、汚水をかけるという逆襲に出る。もちろん仲間達に追いかけられ、ボコボコにされかかるが、それを助けてくれたのがアパートの管理をしていてカンフーの達人でもあるハンだった。チョン達の習う、相手に容赦のないカンフーに腹を立てたハンは、ドレを猛特訓し、トーナメントに出すことを約束する…。
<感想>
1985年公開の『ベスト・キッド』のリメイク。ジェイデンはウィル・スミスの息子。
前作は未見なので比べられませんが、なかなか楽しめました。丁寧に作ってあると思います。ただ丁寧に作られている分、最初に出てきた白人の男の子はあれだけ?とか、メイの態度の変化が急だけどああいうもの?とか、そんなにのんびりしていていいの?とか、気になるところはありました。あと少し長い…もう少し短めにしてくれるとさらに良かったと思います。ジェイデンはよく頑張ったのではないかと思いました。ポーズが決まってました。あの細さで勝てるのか?とは思いましたが。
邦題は『ベスト・キッド』なので良いですが、原題…全然カラテじゃないのですが!カンフーキッドで良かったのに、何故そのままなのかと疑問でした。ところで前作の方が良いというレビューをいくつか読みました。前作も観てみようかな。
あと個人的に監督がハラルド・ズワルトで驚きました。彼、一流どころとよくお仕事してますね〜。