シャッターアイランド  SHUTTER ISLAND

マーティン・スコセッシ監督。レオナルド・ディカプリオ主演、マーク・ラファロ、ベン・キングズレー。2010年。

シャッター アイランド (字幕版)

<ストーリー>
ボストンの沖合に浮かぶ孤島、シャッターアイランド。ここには精神を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院がある。1954年9月、連邦保安官のテディ・ダニエルズは、新しいパートナーのチャックと共にこの島に上陸した。3人の我が子を溺死させたレイチェル・ソランドという女性患者の失踪捜査のためだ。鍵のかかった部屋から煙のように消えた彼女は、島のどこにも見つからない。手がかりは彼女が部屋に残した小さなメモ。聞き込みをはじめたテディは、自分の妻ドロレスを焼死させたアンドルー・レディスという男のことを皆に尋ねる。彼の本当の目的は、彼を探すことだったのだ。何の手がかりも掴めないまま、レイチェルが見つかったという知らせが入るが、2人はハリケーンの直撃に遭い島から出られなくなる…。

<感想>
面白かったです。ディカプリオの演技が素晴らしい。いかにも怪しい雰囲気、恐ろしくも悲しい妻のイメージ、見応えがありました。こんな島に行きたくないわ〜。
落ち云々は、まあ、途中で気付かない人はいないんじゃないかなあ、という感じ。もっと短くまとめたら、意外性がさらにアップしたような気がします。裏の裏落ちも考えましたが、これは普通に考えて良いと思います。でないと矛盾してしまうので。
謎解きというより、悲劇の切なさに酔いました。ああ、酷すぎる…。