下妻物語

中島哲也監督。深田恭子主演、土屋アンナ共演、宮迫博之、篠原涼子、樹木希林。嶽本野ばらの同名小説の映画化。2004年。

映画「下妻物語」

<ストーリー>
竜ケ崎桃子は茨城の下妻に住んでいる、ロココ時代に憧れロリータファッションをこよなく愛する高校生。片道3時間かけて代官山のお店へ洋服を買いに行く。友達はいないが、全く気にしない。人間、どうせ1人なのだから。ところが洋服を買うお金欲しさに、父親がかつて売っていたブランド品のバッタ物を売りに出したところ、やってきたのはばりばりヤンキーの白百合イチゴ。そして借りた物はしっかり返す主義のイチゴは、いたく感激して、桃子の家によく来るようになる。そんなある日、イチゴは特攻服に伝説の刺繍家の刺繍を入れて貰う資金を稼ぐため、桃子を無理矢理パチンコ屋へと連れ出す。桃子は大当たりを出し、イチゴはそこで会った人を好きになる。代官山で伝説の刺繍家は見付からず喧嘩になる2人だが、落ち込むイチゴを見て、桃子は自分が刺繍することを提案する…。

<感想>
傑作との評判は聞いていましたが、正直、ロリータもヤンキーも全く興味がないため、なかなか観る機会がありませんでした。観始めてすぐに目が点、何だ、これは〜、と大笑い。そしてイチゴが登場してドン引きしながらどんどん引き込まれ、莫迦だ〜と大笑いしながら、気が付いたらホロリ。評判通り、とっても面白い映画でした。良いですねえ、女の友情。
実は深田恭子、土屋アンナ共に演技をしているところを見たのは初めてだったのですが、上手いなあと思いました。2人共、地に近いのかしら?と思うほど。出演している他作品も観てみたいです。