黒澤明監督。三船敏郎主演、志村喬、稲葉義男、宮口精二、千秋実。1954年。
<ストーリー>
戦国時代。麦の刈入れが終わる頃、野武士たちが農作物を強奪しにやってくるとの情報が入り、去年襲われた百姓達は恐怖におののいた。長老は、侍を雇って村を守るしかないと言い、食事には困らないだけを条件に茂助と利吉らは侍を捜しにいく。なかなかそんな奇特な侍は見つからないが、たまたま子どもを助けるところを見た勘兵衛に頼み込み、五郎兵衛、久蔵、平八、七郎次、勝四郎、そして破天荒な菊千代が7人の侍として…。
<感想>
3時間半の大作です。とてもとても長いのですが、無駄なエピソードが1つもなく、侍の他、百姓達の人物像も詳しく描かれ、飽きることがありません。こんな作品が私の生まれる前に撮られていたというのは衝撃的です。残念だったのは、古い映画のため音声が聞き取りにくかったこと。私は英語の字幕にかなり助けられました。