パラノーマル・アクティビティ  PARANORMAL ACTIVITY

オーレン・ペリ監督。ケイティ・フェザーストーン主演、ミカ・スロート。2009年。

パラノーマル・アクティビティ (字幕版)

<ストーリー>
2006年。ケイティとミカは、サンディエゴに新居を構えたばかりのカップル。ケイティは学生、ミカはデイトレーダーをしている。ケイティは8歳の頃から奇妙な体験をするようになり、火事で家がなくなって引っ越した後も、その何かは付いてきた。そしてこの家でも物音や気配を感じるため、ミカはビデオカメラで夜の寝室を撮影することにした。果たして、そこにはパラノーマル・アクティビティ(超常現象)がしっかりと記録されていた。ケイティが呼んだ専門家によると、これは幽霊ではなくデイモンの仕業で、それは彼の管轄外だという。デイモンの専門家を紹介され、連絡をしようとするが、ミカがそれを止める。彼は自分で家とケイティを守りたかったのだ。しかし状況はどんどんと悪くなり、やがて…。

<感想>
たった1万5千ドル(約135万円)の製作費にも関わらず、全米で興行収入1億ドルを突破、口コミで公開館数を増やし全米1位を獲得した話題作。パラマウントがリメイク権を獲得するも、スティーヴン・スピルバーグがオリジナルの良さにリメイクを断念したとのこと。いくつかのレビューを見たところ、今まで観た中で最高に怖いホラー映画と書かれていたので、ドキドキして観ました。
えーと…え、これ、そんなに怖いですか?じわじわと酷くなる超常現象に、次はどうなる?と気になりながら見続けましたが、ラストはかなり想定内でした。怖いかなあ?閉鎖された映画館の中で観たら、かなり「ひー」となるとは思いますが、後を引くような怖さとは違うような。んー、ホラー慣れした?日本人には余り受けないかも知れません。一番気になったのは、何でドアを開けたまま寝るのか?でした。普通、あんなことあったら閉めませんか?
オリジナルのエンディングがDVDに入っていたので観ました。公開されたエンディングは、スピルバーグの提案で後から撮り直したものだそうです。うん、公開版の方がインパクトあります。続編を狙った変更という話もありますが。あとネットでこの2つとは違ったエンディングも観ました。そちらは最後に警察が来る、というもので、んー、やっぱり公開版が一番かな。