トロイ・ミラー監督。マイケル・キートン主演、ケリー・プレストン、ジョセフ・クロス。1998年。
<ストーリー>
ミュージシャン志望のジャックには、美しい妻と利発な息子チャーリーがいて幸せな日々。ついにメジャー契約が取れるかも知れないという12月。ジャックはチャーリーのホッケーの試合を、レコーディングのためにすっぽかしてしまう。お詫びにと計画したイブの旅行、しかし出発の朝、今度は契約するレコード会社からパーティへ来いとの連絡が入る。一度はバンド仲間と会場へと向かったジャックだが、やはり家族と過ごしたいと1人、車を走らせる。そして吹雪の中、事故を起こし、ジャックは帰らぬ人となった。1年が過ぎたが、チャーリーはなかなか立ち直れない。昨年、ジャックと作った雪だるまを今年は1人で作った。すると真夜中、ジャックの魂は雪だるまの中へ入って甦る…。
<感想>
何かクリスマスらしい映画を観ようと探していて見つけたのが、このハートウォーミング・ファンタジー映画です。家族が亡くなり、そして帰ってくるという設定に、もう涙、涙。でもそれがよりによって雪だるま。スノボシーンは格好良かったですが、やはり溶けちゃったりするので、普段は外に立ってないといけないし、中盤ははちゃめちゃコメディになっています。後半のハラハラさせる展開は、まあお決まりのものですが、敵役だった少年が結構良い奴だったり、良い気分で観れました。ラストは分かっていても泣かされちゃいますね。出来はB級ですが、悪くない映画です。