子宮に沈める

緒方貴臣監督。伊澤恵美子主演、土屋希乃、土屋瑛輝。2013年。

子宮に沈める

<ストーリー>
夫の俊也から一方的な別れを告げられた由希子は、離婚後、娘の幸、息子の蒼空とアパートでの新生活を始める。学歴や職歴もない由希子は、医療資格受験の勉強をしながら長時間のパートをし、2児を養うことになる。しかし、経済的なこともあり、友人からの誘いで夜の仕事を始めるが、帰宅が深夜になる事が増え、家事や育児が疎かになっていく。そして、育児からの逃避や寂しさを埋める為に通い始めたホストクラブに、次第に嵌っていく。ある日、由希子は子供たちに食事を作って家を出る。交際を始めたばかりの男性のもとへ、2度と帰らないつもりで―。(amazonより転載)

<感想>
2010年に大阪で起こった2児放置死事件がベース。これまたとてもキツイ映画でした。冒頭の主人公は本当に良い母親で、このまま暮らしていたら幸せな子供達だったのに…。
彼女は愚かでしたが、気持ちは分かるし、少し可哀想でした。男を見る目が無さすぎる。
映像はまるで隠しカメラで撮られていたように視点がズレていて、より実写感がありました。
子役、当時3歳だそうで…凄いですね。