マックG監督。クリスチャン・ベイル主演、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ヘレナ・ボナム・カーター。2009年。
<ストーリー>
2003年、死刑囚のマーカス・ライトは、科学者のセレナ・コーガンに献体の同意をし、死刑になる。そして審判の日(ジャッジメント・デイ)から10年後の2018年、記憶を無くした状態で目覚める。荒れ果てた地上で機械の攻撃から救ってくれたのは、若き日のカイル・リースと口の聞けない幼い少女だった。一方、人類軍の指導者で機械軍と戦うことを幼い時から運命づけられてきたジョン・コナーは30代になっていた。短波ラジオでジョンの決起放送を聞いたマーカスとカイル達は、ジョンの元へ向かう事を決意する。しかし途中でカイル達はターミネーターに襲撃され、捕獲されてしまう。マーカスは知り合った女性戦闘機操縦士と共に引き続きジョンのいるレジスタンス本部へ。そしてそこで、自分が脳と心臓以外は機械の体であることを知る…。
<感想>
久し振りに映画館で観てきました。ドンパチ、すごい迫力です。さすが『チャーリーズ・エンジェル』の監督さん、派手な戦闘シーンだけでも観る価値があったと思えました。さて、ストーリー。ついに審判の日は訪れ(あんなに過去作品で起こさないように苦労したのに…)、あのジョン・コナーも30代!クリスチャン・ベイルはどうしてもバットマンのイメージが強く、慣れませんでした。それに気が付いたら結婚していて、しかも奥さんのお腹は大きい…なのに映画では全然触れられない…何故?それはさておき、今回の主役はジョン・コナーというよりも、マーカス・ライトでした。格好良すぎでしょう。え、でも、もう退場ですか?3部作らしいですが、もう出番は無し??ラスト、あれは死ぬでしょう、だって思いきり突き抜けてるよ、と思ったら、意外な解決策が…えー、で、できるんですか、あの状況で?驚きました。今回ワクワクだったのは、ジョンが父親であるカイル・リースに会うという設定です。ちゃんと会って過去に送らないと、自分は産まれてきませんからね。しかし父親なのに思いきり年下…ああ、またシリーズ1作目が観たい、と思いました。全体的には、まあ、悪くない出来だったと思います。ターミネーターファンはつい観たくなりますが、3ほどのガッカリ感はないのでご安心を。あ、そうそう、CGでのシュワちゃん登場シーンですが、えーと、無くても良かった気がしました…。