DANCER IN THE DARK  ダンサー・イン・ザ・ダーク

ラース・フォン・トリアー監督。ビョーク主演、デヴィッド・モース、ピーター・ストーメア、カトリーヌ・ドヌーヴ。2000年。

ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]

<ストーリー>
チェコからの移民であるセルマは、一人息子のジーンと二人暮らし。彼女には遺伝性の病気があり、もうすぐ失明してしまう。同じ病気を持っている息子には手術を受けさせたいと、工場、内職と切りつめに切りつめて貯蓄をしている。そんな彼女の楽しみは友人と観るミュージカル映画。普段でもちょっとした音が、心に響く音楽となっている。隣人とある秘密を共有した数日後、セルマはお金がなくなっていることに気付き…。

<感想>
『奇跡の海』の監督と、アイスランドの歌姫の共演。いつまでも引きずる映画だよ、と聞いていたのですが、なるほど、私も大泣きしました。ストーリー的には特に矛盾は感じませんでした。主人公のひたむきなまでの息子への強い想いと、人間のはかなさ、弱さにガーンと来ました。列車でのミュージカルシーンはグッときましたね。でもお気に入りにはならない映画でした。