WALL・E/ウォーリー  WALL・E

アンドリュー・スタントン監督。声、ベン・バート、エリサ・ナイト。ディズニー/ピクサー制作のCGアニメーション。2008年。

ウォーリー [DVD]

<ストーリー>
29世紀。人類が誰もいなくなった地球で、700年という気の遠くなるような時間を、たった1人で働き続けているゴミ処理ロボット、ウォーリー。人間の残したゴミの中からお気に入りを見付け、コレクションするのが唯一の彼の楽しみ。特にダンスをしているムービーがお気に入りで、いつか画面の人間達のように誰かと手を繋ぎたいと夢見ている。そんなある日、巨大な宇宙船が現れ、美しい最新型ロボットが地球に残された。彼女の名前はイヴ、最初はビクビクしていたウォーリーだが、彼女を家に招き、宝物を見せてもてなす。イヴはウォーリーがひょろひょろの植物を見せた途端、それを自分の体にしまい、フリーズしてしまう。心配するウォーリーの元にまたあの宇宙船が現れ、イヴを連れ去ろうとした。ウォーリーはイヴを救出するため、宇宙船に掴まり…。

<感想>
さすがピクサー、はずれがありません。前半の荒廃した地球、ゴミが並べられてビルのようになっている姿に驚き、宇宙の美しさに驚き、ウォーリーのリアルさに驚き。イヴは女性というだけではなく、植物という生き物を体内に宿して母になるのですね。なんて象徴的なのでしょう。あんなにリアルだったのに、人間が出てきた途端に漫画になりました。自分で歩けず、ころころと転がる人間達。命令に忠実なロボットと船長の闘いにはドキドキ、そしてクライマックスの荘厳な音楽に大笑い。ラストにはお約束と思いつつ、涙してしまいました。ウォーリーとイヴの可愛い声が頭から離れません。エンドクレジットも最後まで楽しく見れました。終わりにもう一度ウォーリーが出てきて嬉しかったです、こういうお遊びが良いですね。そうそう、お遊びといえば、ウォーリーの充電完了音がMacの機動音!!やはりピクサーです、大好き。
DVDに入っていた、ウォーリー達のかげにあったアナザーストーリー、修理ロボット?のお話も面白かったです。