マイケル・ベイ監督。ユアン・マクレガー主演、スカーレット・ヨハンソン、ショーン・ビーン。2005年。
＜ストーリー＞
近未来。汚染された地球から生き延びたリンカーンは、管理の行き届いた安全で快適なコミュニティで暮らしている。住人の夢は、抽選に当たって地上最後の楽園といわれるアイランドへ行くこと。だが毎晩のように悪夢を見るリンカーンは、換気口から入ってきた一匹の蛾を見てある疑念を抱く。そして自分たちは保険契約を結んだクライアントへ臓器を提供するために生かされているクローンであることを知り…。
＜感想＞
アクションはとにかくスゴイです、一見の価値があります。しかしストーリー的には私は全く主人公達に感情移入できず、自分が逃げるためとはいえ人を殺しすぎだよ、アクションシーンも無駄に派手！と終始イライラ、ご都合主義な展開が鼻に付きました。これは多分、この映画が私の大好きな漫画『輝夜姫』と設定やテーマが似ていて、漫画の方が優れていると思いつつ観たせいかも知れません。クローンである悲哀みたいなものがもっと表現されていたら良かったと思います。
