ピーター・チェルソム監督。リチャード・ギア主演、ジェニファー・ロペス、スーザン・サランドン。2004年。
<ストーリー>
シカゴ。ジョン・クラークは働き盛りで家族にも恵まれているけれど、毎日をちょっとつまらなく感じているビジネスマン。そんな彼が通勤電車の窓から、ダンス教室の窓辺にたたずむ女性ポリーナの淋しそうな表情に惹かれ、ボールルームダンスを習い始めることにより毎日の生活が一変。しかし妻のビバリーは夫が浮気をしているのかと疑い、探偵を雇い…。
<感想>
なかなか面白かったです。期待していなかった夫も、良かったねえ、と言っていました。最後には少しですが、拍手もありました。私は涙腺が弱くなっているので、ちょっと涙が。オリジナルのキャラのイメージを重視して配役を決めたようで、竹中直人や渡辺えり子もそのまんま〜という感じで、2人のシーンはかなりウケていました。しかしレビューを読むと、評価は余り高くないようです。正直、オリジナルは超えられていないと思いましたが、もう少し誉められてもいい気がしました。思ったのですが、この映画、アメリカ人から見るとどうなのでしょう。日本のように、社交ダンスはちょっと恥ずかしい、というイメージがあるのでしょうか。その点が低い評価に繋がったのか、オリジナルを観ても同じ評価なのか、そこが気になりました。