デヴィッド・エアー監督。ウィル・スミス主演、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー。2016年。
<ストーリー>
スーパーマンの死から数ヶ月後、米国政府の高官アマンダ・ウォラーは新たなるメタヒューマンへの対抗策として死刑や終身刑になって服役していた犯罪者を減刑と引き換えに構成員とした特殊部隊タスクフォースX、通称「スーサイド・スクワッド」を結成する。
メンバーはベルレーブ刑務所に収監されている殺し屋のデッドショット、元精神科医のハーレイ・クイン、元ギャングのエル・ディアブロ、強盗のキャプテン・ブーメラン、遺伝子の突然変異したキラー・クロック、縄を使う暗殺者のスリップノットなど危険な犯罪者から選ばれた。彼らはリック・フラッグ大佐の指揮下に置かれて米国政府のためにリスクの高いミッションに使い捨てとして利用される。各メンバーは反乱するか、脱走を試みると爆発するように設計されたナノ爆弾を首に移植されている。
ウォラーはフラッグの恋人のジューン・ムーン博士を部隊の1人として選ぶ。考古学者のムーンは「エンチャントレス」と呼ばれる魔女の女神に取り憑かれており、ウォラーはエンチャントレスの心臓を管理していた。しかし、エンチャントレスは支配されることを拒み、神秘的な兵器で人類を滅亡させることを決める。彼女は市民を怪物の群れに変えてミッドウェイ・シティを占拠し、弟のインキュバスを召喚する。ウォラーはミッドウェイがテロ攻撃中だと報告され、部隊をミッドウェイの目標に向かわせる。剣士のカタナはフラッグの護衛として部隊に志願した。
ハーレイ・クインの恋人のジョーカーは彼女の状況を知り、ナノ爆弾を製造する施設に案内するようベルレーブ刑務所の警備員のグリッグスを拷問する。そこで、プログラムを担当する科学者の1人を脅してハーレイ・クインの爆弾を無効にさせる。その頃、部隊はヘリコプターを撃ち落とされたため徒歩で目標まで進んでいた。キャプテン・ブーメランはスリップノットにナノ爆弾は抑制させるための計略であり、実際には爆発しないと信じさせる。エンチャントレスの怪物に部隊が攻撃されている間、スリップノットは逃げたためナノ爆弾によって殺される。目標のビルに到着するが、そこはタスクフォースXの司令室であり、目標とはウォラー自身である事を知る。ウォラーは自身のエンチャントレスへの関与を覆い隠そうとしていた。
部隊はウォラーに付き添い、ビルの屋上でヘリコプターを待つ。しかし、到着したヘリコプターはジョーカーと彼の手下によって乗っ取られており、ハーレイ・クインは乗り組み逃走するが、ヘリコプターはウォラーの部下によって撃ち落とされる。ハーレイ・クインはヘリコプターから落下して部隊に合流する。エンチャントレスはウォラーの居場所を知り、彼女を誘拐する。ウォラーから心臓を取り戻したエンチャントレスはその力を解放して、ウォラーの意識から吸い出された情報をもとに世界中の軍事施設を次々と攻撃していった。デットショットはウォラーのファイルからこの事件はエンチャントレスが引き起したものであり、爆弾を使ってエンチャントレスを倒そうとしたが失敗した事を知る。彼らは浸水した地下鉄の駅にあるエンチャントレスの祭壇に向かう。キラー・クロックとGQ・エドワーズ中尉によって導かれるNavy SEALsは、爆弾をインキュバスの下に設置するために水中に潜る。エル・ディアブロは彼の能力を使い、時間を稼ぐためにインキュバスを抑えつける。しかし、エル・ディアブロは追いつめられてフラッグに爆弾を起爆する事を求め、エル・ディアブロはインキュバスと共に死亡する。
エンチャントレスは部隊のメンバーに忠誠心と引きかえに最も強い心からの欲求を満たすと提案する。ハーレイ・クインは心臓を取り除くために関心を装って近づき、足元に落ちていた刀を拾いエンチャントレスの胸を切り裂いて心臓を取り出した。キラー・クロックは爆薬をエンチャントレスの武器に放り込み、デットショットは爆弾を撃って破壊する。フラッグはエンチャントレスの心臓を押し潰してジューン・ムーンを解放する。ウォラーは生きており、ナノ爆弾の起爆装置で脅して刑務所に戻るよう命令される。そして、10年の減刑に加えてキャプテン・ブーメラン以外のメンバーは刑務所で特権を与えられる。事故を乗り超えたジョーカーは、刑務所に侵入してハーレイ・クインと再会する。
ウォラーはブルース・ウェインに会い、メタヒューマンを調査した政府のファイルと引きかえにエンチャントレスが暴走した反発から自身を保護する事に同意する。(Wikipediaより転載)
<感想>
やたらお勧めに出てきたので、ハーレイ・クインが気になり観てみました。あ、これDCコミックスの方でしたか。道理でメインキャラを全然知らない…。それはさておき、悪が悪なりに闘うのは、ド派手ですごいなあ、と楽しめました。頭を空っぽにして、そこだけ楽しめば面白い映画だと思います。