ツナグ

平川雄一朗監督。松坂桃李主演、樹木希林。辻村深月原作の同名小説の映画化。2012年。

“ツナグ”

<ストーリー>
男子高校生の渋谷歩美は、生者と死者を一夜だけ再会させる仲介人「ツナグ」としての仕事を祖母アイ子から引き継ぐことになる。ツナグ見習い中の歩美の元へ、亡き母との再会を望む中年男性、親友を亡くした女子高校生、失踪した恋人を捜す男性が訪ねてくる。
Wikipediaより転載)

<感想>
こういう亡くなった方にまた会える、という話には弱いです。もうそういう歳ですからね。死者役の八千草薫さんや、樹木希林さんがもういないというのも、映像で動いているのを見て、死者を見ているような不思議な気持ちになりました。サスペンス風の話があったり、消えた恋人の謎を探ったり、メリハリがあったのは良かったです。主人公の問題も最後にきちんと解決してくれました。