つみきのいえ

加藤久仁生監督。アカデミー短編アニメ賞受賞。2008年。

つみきのいえ

<ストーリー>
海面が上昇したことで水没しつつある街に一人残り、まるで「積木」を積んだかのような家に暮らしている老人がいた。彼は海面が上昇するたびに、上へ上へと家を建て増しすることで難をしのぎつつも穏やかに暮らしていた。ある日、彼はお気に入りのパイプを海中へと落としてしまう。パイプを拾うために彼はダイビングスーツを着込んで海の中へと潜っていくが、その内に彼はかつて共に暮らしていた家族との思い出を回想していく。(Wikipediaより転載)

<感想>
12分の短いアニメです。
娘に買ってあげた絵本のアニメだ〜、と思ったのですが、映画の方が先だったのですね。映画を絵本にしたんだ。監督さんが絵本の原作者だったとは。
絵本を何度も読んで、内容がすっかり頭に入っていたので、もう潜った時点で涙ポロポロです。特に娘が小さい頃には涙腺破壊。うちも娘なので…。そして毎日を大事にしなきゃなあ、と思いました。地球温暖化もテーマなのかもしれませんが、それより人生ですよね。年寄りほど泣けるアニメです。ナレーション版もあるようですが、そっちは観てません。