スコット・シャーマー監督。ギャビン・ブラウン主演、 イーサン・フィルベック、 フィリス・ムンロ。2012年。
＜ストーリー＞
11歳の少年マーティ。学校ではいじめられ、両親も不仲。そんな彼の楽しみは、家族の秘密をのぞき見すること。お母さんの秘密は、ベッドの下に隠されたラブレター。お父さんの秘密は、車庫の奥のヌード雑誌。だからお兄ちゃんが、クローゼットに生首を隠していても変じゃない。時々変わる生首を、人知れず取り出しては眺めるマーティ。しかしある晩、いつものようにクローゼットを探るとそこには同級生の首が…。僕が秘密を知ってること、お兄ちゃんが気付いたかもしれない…。（amazonより転載）
＜感想＞
実はお兄ちゃんがシリアルキラーと夢想している弟の話かな、と思って観始めたら、素にグロでした。精神的じゃなかった。友達と夜に映画を観ているところから、えらいグログロになります。精神異常の変態。まあ、それはお兄ちゃんじゃないのですが。お兄ちゃん、ヤバイ人ですが働いているし、弟思い。父母が、特に人種差別の父が酷い。弟を虐める友達も酷い。酷い人ばかり。正論を吐く牧師もダメ、大人は如何にもな反応で丸く収めたいだけ。これでラストはどうまとめるのかと思ったら、崩壊して終わりました。割と作りは丁寧だし、訴えかけるものもありますが、やっぱりグロでダメでした。悪趣味。
