1898, OUR LAST MEN IN THE PHILIPPINES  1898: スペイン領フィリピン最後の日

サルバドール・カルボ監督。ルイス・トサル主演、ハビエル・グティエレス、アルバーロ・セルバンテス。2016年。

<ストーリー>
スペインが最後の植民地、フィリピンを手放す中、現地の駐留部隊は反乱軍との戦いを余儀なくされる。過酷で、時として異様な戦いは長引き、兵達は疲弊してゆく。(Netflixより転載)

<感想>
スペイン映画です。戦争が終わったのに、騙されているのだと信じ、降伏せずにずっと教会に立て篭るベレル守備隊。さっさと事実を知れよ、とイライラした映画でした。実話なんですよね…最後まで中尉が頑固で、無駄に死んだ兵士が可哀想。なのに罰せられることはなかったんですね、やるせません。最後に保身に走ったのに。ベリベリ病やジャングル、怖いです。でも一番怖いのは戦争の規律かな。飢えに苦しんでいる割には、皆さん、あまり痩せていませんでした。まあ、仕方ないですか。