オリバー・ストーン監督。ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演、シャイリーン・ウッドリー、ザカリー・クイント。2016年。
<ストーリー>
2004年、9.11後の対テロ戦争を進める祖国アメリカに貢献したいと考えて軍に志願入隊したスノーデンが、足に大怪我を負って除隊を余儀なくされる。失意のさなかCIAに採用された彼は、持ち前のずば抜けたコンピュータの知識を教官に認められ、2007年にスイス・ジュネーヴへ派遣された。そこで目の当たりにしたのは、アメリカ政府が対テロ諜報活動の名のもと、世界中のメール、チャット、SNSを監視し、膨大な情報を収集している実態だった。やがてNSAのスタッフとして東京の横田基地、ハワイのCIA工作センターへと赴任し、民主主義と個人の自由を揺るがす政府への不信をいっそう募らせたスノーデンは、恋人のリンゼイをハワイの自宅に残し、命がけの告発に踏みきるのだった…。(amazonより転載)
<感想>
あの有名なスノーデンさんのドキュメンタリーです。こんな過去があったのか、と、さすがストーン監督、飽きさせることなく、最後まで興味深く観ることができました。日本にも来ていたのですねー、何だかとても親近感が。本当に頭のいい人だけど、ちゃんと人間味もあって、だからこその告発。データを盗むシーンは、ドキドキしたし、仲間との別れのシーンは、本当に切なくなりました。こんな仕事をしていてもずっと愛してくれている恋人がいるというのが、素晴らしいです。そして亡命先にまで追って来てくれているなんて!アメリカを愛していた彼が、もうアメリカに戻ることはない…悲しいですね。