松岡錠司監督。オダギリジョー主演、樹木希林、内田也哉子、小林薫。リリー・フランキーの同名小説の映画化。2007年。
<ストーリー>
九州の小倉。変わり者のオトンはボクが小さい頃から別居していて、15歳で家を出るまでボクはオカンと共に暮らしていた。やがて故郷を離れボクは東京の美大に通い、オカンにあらゆる迷惑をかけ続けながら、ぐうたらな生活を続けていた。だが、ようやく「ボクの最低の底もつき」、ついに仕事を始める。やがて、ボクは食えるようになり、オカンを東京に呼び寄せる。オカンと共にはじめて手にした我が家。気兼ねなく暮らし、オカンはボクの友達にも飯を振る舞い、楽しい生活が始まった。ところが、オカンの身体はガンに冒されていたのだった……。(amazonより転載)
<感想>
リリーさんの実話、なんでしょうか。多才な人なんですね。まあ、なんというか、こういう映画は非難できないですねえ。オカン、樹木さんが流石の演技でした。あんな最低の息子なのに、よく耐えて支えたなあ。しかし当時はこういう人、多かったんですかね。似た話を最近見ました。オカンに感動はしましたが、それは当たり前というか。涙ボロボロにはなりませんでした。