アレクサンドル・アジャ監督。ダニエル・ラドクリフ主演、ジュノー・テンプル、ジョー・アンダーソン、マックス・ミンゲラ。ジョー・ヒルの同名小説の映画化。2014年。
<ストーリー>
恋人のメリンが殺害され、容疑者にされてしまったイグはマスコミに追われ、町の人々、恋人の父親、実の両親からも人殺しとして扱われる。
苦しい日々を過ごしていたある日、イグの頭から角が生えだした。次第に大きくなっていく角の除去を試みるが、その角には相手に真実を語らせ、欲望をあらわにする力があることに気づく。
イグは角の力を用いて真犯人を突き止めるべく行動を開始する。 (Wikipediaより転載)
<感想>
エマの次はラドクリフの映画を。奇抜な設定で、ダークファンタジーかなあ、と思って観ていたのですが、犯人探しが面白くて楽しく観れました。嘘を付く人もいて、惑わされますね。まあ、本音が皆、エゲツなくて、そんなものかなあ、とも思いましたが。メリンの手紙には泣かされました。2人の愛は良いなあ。それだけに結末は報われて欲しかったのですが…。角の設定がちょっと曖昧で、そこだけは不満です。原作者はキングの息子さんなのですね。調べたら、キング一家はほとんどが作家で、凄いなあと思いました。ダークなラストは、ちょっとキングらしいかも。