サム・ライミ監督。トビー・マグワイア主演、キルスティン・ダンスト、アルフレッド・モリーナ、ジェームズ・フランコ。2004年。
<ストーリー>
前作から2年後。NYでのピーターの生活は多忙を極め、大学生をしながらバイトに明け暮れ、事件が起これば全てを差し置いてスパイダーマンになり人助けをしている。愛しのMJは舞台女優となり、ピーターへの想いを断ち切って新しい恋人と婚約。親友ハリーは父の敵とスパイダーマン打倒を誓っている。そんな生活に疲れ切ったピーターは、スパイダーマンを辞める決意を固め…。
<感想>
観終わった瞬間、思わず拍手していました。オープニングの、前作を紹介するイラストからもうワクワク。2時間ちょっとでここまで詰め込んだ脚本が素晴らしいです。キャラクター全員が活きていて、人間ドラマもバッチリ、アクションシーンはちょい地味目ですが、CGを使って最大限に描かれていました。笑えるシーンがいっぱい、そしてキャラの心情に思わず涙も…。大満足、すごく面白かったです。前作を軽く超えてます。オススメ。いやあ、こりゃ派手に宣伝するよなあと思いました。配給会社が「これはいける!」と思ったからこそじゃないでしょうか。2007年夏にはスパイダーマン3が公開になるそうですが、じっくりと脚本を練って、また素晴らしい作品にして欲しいです。