ステイシー・タイトル監督。ダグラス・スミス主演、クレシダ・ボナス、ルシエン・ラヴィスカウント、ダグ・ジョーンズ。2017年。
<ストーリー>
1969年、とある町で大量殺人事件が発生した。犯人は近所住民に向かって銃を乱射しながら、「誰かが名前を呼んでいるのか?」「名前を言うな、名前について考えるな」と叫び続けたのだという。
現代。エリオット、サシャ、ジョンの3人は都会から遠く離れた場所にある屋敷に引っ越してきた。その直後から奇妙な現象が3人の周辺で発生するようになった。サシャは咳き込むようになり、エリオットはベッドサイドテーブルに現れては消えるコインを発見した。屋敷を調べていると、エリオットは「バイバイマンという名前を口にしてはならない」という落書きを見つけた。その後、おふざけで降霊会が開かれたが、エリオットはその場でバイバイマンの名を口にしてしまった。
サシャの病状は悪化する一方で、ジョンとエリオットは幻覚を見るようになった。そんな状況下で、エリオットはサシャとジョンが自分をからかっているのではないかと疑い始めた。そんな折、3人の友人でもあったキムが電車に轢かれて亡くなるという事件が発生した。ショー刑事から尋問されたエリオットは、キムがエリオットら3人を殺害する計画を立てていたと聞き知ることになった。
自分の周辺で起る奇怪な現象を調査するべく、エリオットは地元の図書館へ向かった。そこで、彼はバイバイマンに関する逸話の存在を司書から知らされることになった。かつて、青年が自分の家族を皆殺しにした容疑で逮捕された際、彼は「バイバイマンにこうするよう仕向けられたんだ」と主張したのだという。青年から直接報告を受けた人物は1969年に大量殺人事件を起こしたが、人々がバイバイマンの存在を知っていると確信するや自殺したのだという。エリオットは報告者の妻であったレッドモンの元を訪れた。彼女はエリオットに「あの呪いは人を幻覚で狂気に陥れ、やがては死に至らしめる。呪いを免れる道は名前を口にしないか、名前について考えないことしかない。もしも名前を知ってしまった者がいたなら、その者は死ななければならない。」と語った。
エリオットが何とかして呪いを解こうとする一方、呪いの影響はどんどん深刻になっていくのだった。 (Wikipediaより転載)
<感想>
名前を呼ぶと…と云うホラー、前にもあったような。名前を知るだけで死んでしまう、凄いですね、どこかの呪いのビデオよりお手軽。1時間半とコンパクトにまとめていたので、まあ、悪くなかったと思います。エリオットの兄と姪っ子を守ろうとする切ない表情が印象的でした。結局、最後はそうなるんでしょうね。しかし続編ありそうな終わり方でしたが、あるのかな?