渇き。

中島哲也監督。役所広司主演、小松菜奈、妻夫木聡、清水尋也。深町秋生原作の小説『果てしなき渇き』を映画化。2014年。

渇き。

<ストーリー>
容姿端麗な優等生の娘・加奈子が部屋に全てを残したまま失踪した。元・妻の依頼でその行方を追うことを請け負った元父親・藤島昭和。家族が破綻した原因が自分の性格や行動であることには一切目もくれず、自分の“家族”像を取り戻すことだけを夢想し、なりふり構わず娘の行方を調査する。過去と現在の娘の交友関係や行動をたどりながらやがて、今まで知らなかった娘・加奈子の輪郭が徐々に浮かび上がっていく。果たして父は娘を見つけ出し、あの頃夢見た“幸せな家族”を取り戻すことができるのだろうか?(amazonより転載)

<感想>
なんというか、まあ、一言で言うと、「胸糞悪い」映画でした。役所広司さんも嫌いになりそうでした。(役柄としてはある意味、成功?)そう、役者さんは皆さん、熱演だったと思います。でも脚本というか、演出がダメでした。原作をかなり端折っているようで、分かりにくいのもあります。ラストも長い蛇足に感じました。タイトル、渇き。渇いてたかなあ?